「21世紀の日本の健康」を担う若者達の育成を目指します

野田学園 学園長

医学の世界に有為な青年を送りたい。かかる願いのもとに野田クルゼは40年前、呱々の産声をあげました。以来今日に至るまで約一万人近くの卒塾生を医歯薬界に輩出してまいりました。医学の情熱に目覚めたこれだけ多くの青年がこのクルゼから巣立っていったことは、他のどの塾にも劣らない、真に誇りうることだと考えます。
「医学の道はクルゼから」これが、私たち野田クルゼの提案です。全ての学問に言えることではありますが、特に「医学の道」は、単なる受験の道であろうはずが無く、また単なる大学受験一般に解消されるような道でもありません。古来、「医学は仁術」と言います。「仁術」とは何か。孟子は言う。「惻隠の心は仁の端なり」。これに対し朱子は「端は緒也」と。「緒」とは、はしっこ、いとぐちという意味です。他人に対する同情の心を通じて仁があらわれるという。しかし、伊藤仁齋はこれに対し「端は本也」と註釈します。つまり惻隠の心は仁の基本だという。私は仁齋の理解をとりたい。とすれば医歯薬の道はすべて、他者への痛みへの惻隠の情を基本とします。反時代的ではありますが、野田学園は敢えてそのように断言したい。現代の風潮にそぐわないと嘲笑するむきもあろうかと思われますが、人間の生命に直接向き合う医学の道が、「人としての道」をも究める道でないはずはありません。クルゼの指導理念は、たとえ愚直であれ、青年が「医学の道」の何たるかを究める一助たらんとするものです。
今日の日本社会は、高齢化が一層加速化し、環境問題、薬害被害、医療被害などなど社会問題が山積みであることは、誰しもが気づいておられます。このような時代に「医学の道」を志すことの意味、その困難さ、そしてその意義などをきちんと考え抜いた青年こそが、次世代の医学の世界の主人公であってほしいと切に願うものであります。クルゼはそのために粘り強く努力して参りましたし、これからもその所存に変わりありません。わが野田クルゼはこのような指導理念を一貫して掲げ、少しも枉げることなく、長年の指導を続けて参りました。
また野田クルゼは、07年に早稲田アカデミー教育グループに参画しました。受験業界躍進度トップの早稲田アカデミーと、医歯薬系指導力日本一の野田クルゼがコラボレートし、パワーと知性を兼ね備えた「絶対のクルゼ」が確立しました。また本年は新たに現役生専門校舎である「野田クルゼ現役校」を御茶ノ水に開校します。最高の授業を提供できる環境と講師を揃え他塾に類を見ない質の高い指導を目指してさらに野田クルゼは飛躍します。21世紀の国民の健康に真に役立つ青年達の育成こそが、野田クルゼの社会的役割であることを、ここにあらためて宣言させていただきます。
2009.11.18 Up Date
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