2021.10.22

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医学部入試(学校推薦型選抜や一般選抜)について解説

医学部を目指しているけれども、入試方法やその違いがわからない方もいるのではないでしょうか?この記事では医学部入試の入試方法の違いや試験内容について解説していきます。

医学部入試(学校推薦型選抜や一般選抜)について解説

医学部受験の推薦入試について

医学部受験の入試方法は主に学校推薦型選抜(推薦入試)と一般選抜(一般入試)の2つの方法があります。

学校推薦型入試の「指定校制」と「公募制」の違い

高校の成績の評定平均値が大学の定める基準をクリアしていれば出願することが出来るのが「公募制」。大学側があらかじめ指定した高校の生徒のみが出願できるのが「指定校制」です。指定校制は、公募制に比べて出願出来る生徒数が限られているため、倍率が低いイメージを持っている人も多いと思いますが、実はそうでもありません。高校側が推薦できる人数は決まっているため、まず高校の学内選考があることはもちろん、それをクリアした上でも倍率は約3倍です。また、前年に指定校制で入学した先輩の出席状況や成績が悪いなどの理由で、大学から指定校を取り消されてしまうことも珍しくありません。指定校は年々変化しています。ですから「指定校制で推薦合格を狙う」ことは非常に難しく、そこまで有利とは言えないのが現状です。

推薦で有利になること

まず大切なのは高校の欠席数です。医学部は入学したあとの出席評価が厳しいため、欠席が多い生徒は非常に不利です。またクラブ活動や生徒会活動、ボランティア活動をしていた実績がある場合は、その内容を評価されることはありますが、勉強との両立は非常に難しいのが現実です。

ですから、高校1年、2年という時期から推薦だけに絞るのではなく、一般選抜でも対応できるような学力をつけておくことをおすすめします。

試験内容について

医学部の学校推薦型選抜では、小論文、基礎学力を見る適性検査、面接などが行われています。

面接試験

医学部の面接試験には、個人面接だけではなく集団面接をとり入れている大学も多く、与えられたテーマについて自分の意見をまとめ、積極的に発言していくことや他の人の意見とのくい違いをどう修正してまとめていけるかということが評価されます。例えば、ディベート方式の試験の場合、ただ一方的に自分の意見を言うのではなく、自分の意見をいかに相手に伝えられるか、相手の意見によって自分の意見がいかに変わっていったかという部分まで細かくチェックされます。中には集団面接の開始前のくじ引きで、賛成・反対派に分けて、その立場から意見を言うというような形式もあります。様々な方式・内容に対応できるようなしっかりした対策を行うことが必要不可欠です。

小論文

医学部受験の小論文では「医の倫理」や「チーム医療」などといった医学的なものから「環境問題」「IT問題」といった社会的なテーマまで出題されるため、テーマは幅広く大学によってさまざまです。そのため、小論文を組み立てるための訓練をすることはもちろん、普段からニュースや新聞に目を通し、自分なりの「視点」や「意見」を持つことが大切です。

医学部受験の一般選抜について

一般選抜の傾向について

大学入試全体では易化が進む中、医学部入試に限ってはそのような傾向がまったく見られません。近年の医学部人気や学部定員の増加、私大の学費減額、入試方式の多様化など様々な要因が全て医学部入試を難化させる要因となっています。

合格ラインの考え方

全体的な偏差値だけではなく、科目ごとの配点も考慮が必要です。A大学医学部の場合、英語150点、数学100点、理科2科目で150点と英語の配点が高いため、全体の偏差値が合格ラインよりも高くても英語が苦手な人にはおすすめできません。逆に英語・数学と同じだけ理科の配点があるため理科の得意な人には有利になるなど、各科目の配点をしることで現実的な合格ラインが見えてきます。また、出題範囲も合否を左右する大切な要素。まずは募集要項をすみずみまでチェックすることが、合格ラインを見極める第一歩と言えるでしょう。

受験するべき学校数

受験するかどうか迷っている大学があるなら、とにかく出願することをおすすめします。野田クルゼの生徒の医薬学部志望の生徒の中には、10校以上受ける人も少なくありません。医学部は非常に「狭き門」のため、受験校を増やした方が可能性が広がるからです。また、大学ごとにその年の出題傾向や難易度にばらつきがあるため、合格ラインぎりぎりでも自分の得意な分野の配点が高い時は難なくクリアできるということもあります。受験をなども経験することで本番の緊張に慣れ、実力を発揮できる精神力を身につけることもできます。

まとめ

医学部入試の入試方法の違いや試験内容について解説させていただきました。各試験内容をしっかり対策して医学部合格を目指しましょう。

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